去来の墓
2013.10.18
蕉門十哲のひとり向井去来の墓といえば、虚子の「およそ天下に去来ほどの小さき寺にまいりけり」とうたわれた、嵯峨の落柿舎の裏の小さな墓地を思い浮かべますが、真如堂の塔頭、覚円院に、去来が真如堂墓地に埋葬された記録があり、覚円院が去来の菩提寺であることがわかっています。
さて、さる10月15日に覚円院にて、去来三百十回忌の法要が営まれました。凡そ十人ほどが集い、俳人去来を偲びました。 私は俳句を始めてまだ三年が過ぎたところなのですが、みなさんとご一緒に初めて、献句というものをさせていただきました。
去来の忌無縁十人集ひけり 厚女
台風23号が日本に接近中で、夕方散会したころは薄暗くなりかけていて、灯篭には火がともっていました。 紅葉がまだ初紅葉というほどでもなかったのですが、ほんの少し、その気配を感じさせていました。 写真で少しおわかりになるでしょうか。
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