スリランカは水と石の国だった(4) Heritance Kandalama Hotel after visiting Polonnaruwa Ruins
2014.2.23
10世紀の末、南インドのチョーラ王朝に追われたスリランカのシンハラ王朝はそれまでの首都アヌラーダプラを離れ、ポロンナルワに都を移しました。 私たち一行はシギリヤ遺跡見学の跡、ポロンナルワ遺跡を見学しました。
そのポロンナルワ保護区には、パラークラマ・サムドラと呼ばれる灌漑用貯水池があり、12世紀のシンハラ王朝の王が建設したものだそうですが、その広さに圧倒されました。
その日の宿は、スリランカの生んだ高名な建築家ジェフェリー・バワの設計したヘリタンス・カンダラマ・ホテルでした。ジャングルの湖のほとりにそそり立つ岩山をホテルの内部に取り込み、水と岩山と緑の植物が整然と秩序を保ちながら一体となっている様は圧巻でした。 又、 岩山を縫うように、あるいは岩を叩き付けるように滝となって水が流れてゆく光景を、特に紅茶の農園のある標高の高い所ではよく見かけました。
店主Anna がスリランカは水と石の国、と感じたことが、ご理解いただけたでしょうか。
スリランカは宝の石、つまり宝石の産地でもありました。
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