紅茶とスパイスのハーモニー 嵐山本店のチャイ その5(ナツメグ)
2014.9.3
ナツメグの果実の中に入っている種子を粉砕して使われます。 おもしろい種子ですので、写真で確認してください。
原産地は東インド諸島、モルッカ諸島、
生産地はモルッカ諸島、グレナダ島、スリランカ
ハンバーグに必ず使われます。 甘い刺激性の香りがベーカリー類によくあうので、クッキーなどにも使われますが、チャイにもほんの少し使うと
風味が複雑になります。 シナモン、クローブ、ナツメグには共通して、オイゲノールという成分が含まれています。 たくさんの種類を使って煮込むチャイなので、辛いのではないかとご心配なさる方もあるかもしれませんが、大丈夫です。 スパイスをほんの少し、効果的に使うことによって、とてもまろやかで、上品なミルクティーができあがります。 漢方薬などにも使われているので、大量に使うと薬臭くなったり、辛くなります。 又、ナツメグは使い方に注意しなければならないので、上の、「ナツメグ」をクリックして、Wikipedia でご確認ください。
学名は Mirystica fragrans Hout ですが、Mirystica はギリシヤ語で「芳香」を表す Mirysticos に由来する。 Nutmeg はNut(豆) meg(ムスク、麝香)
店主 Anna はスパイスコーディネーター協会認定のスパイスコーディネーター マスターです。
参考文献:武政三男著 80のスパイス辞典 フレグランスジャーナル社
なお、紅茶専門店Anna Maria に関する正確な情報は、信頼できる情報源よりどうぞ。
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